【採用不要】「DXやIT化を進めたいが社内にできる人がいない」企業のDX化とは?プロへの丸投げから始まる

AI活用 DX

国やニュースから「DX(デジタルトランスフォーメーション)を進めましょう」と言われる機会が増えました。しかし、正直なところ「企業のDX化とは?結局どういうこと?」とモヤモヤしていませんか?

本音を言えば、「DXやIT化を進めたいけれど、社内にできる人が誰もいない……」というのが、多くの経営者やバックオフィス責任者の方のリアルな叫びではないでしょうか。

10〜20名規模の企業にとって、高い給料を払ってIT専門の人材を雇う余裕はありません。かといって、日々の事務作業で手一杯の既存スタッフに「AIや新しいツールを覚えて使いこなして」と言うのも限界があります。

この記事では、難しいITの話を一切使わずに「企業のDX化」の本当の意味をわかりやすく解説します。読み終わる頃には、「そうか、社内に人がいなくても、こうすれば今すぐ人材不足も業務効率化も解決できるんだ!」という現実的な答えが見つかるはずです。


[ 目次 ]


「DX」という言葉が難しく聞こえるのは、世の中の解説がカタカナ文字ばかりだからです。まずは、よく混同される「IT化」との違いから整理してみましょう。

単なる「IT化」とは・・・・

これまで「紙の領収書」を見ながら手入力していた作業を、「クラウド会計ソフト」に変えるようなイメージです。これは「道具をデジタルに変えて、手作業を少しラクにする」ことを指します。

「企業のDX化」とは・・・・

IT化のその先です。例えば、スマホで領収書をパシャッと撮るだけで、AIが金額や日付を自動読み取りしてデータ連携される仕組みを作ることです。
これによって、毎月の「入力作業」という仕事そのものが社内から消え去り、スタッフがより売上に直結するメイン業務(コア業務)に集中できる状態を作ります。

もう少し身近な例で言えば、こんなイメージです。

IT化どまりの会社: 請求書はエクセルで作るが、印刷して、ハンコを押して、封筒に入れて郵送している。

DX化された会社: 請求書はクリックひとつで自動作成され、電子データのままお客様に届き、入金確認まで自動で記録される。

同じ「請求書を出す」という仕事でも、前者は「人がデジタルを使っている”のに対し、後者は”仕組みが勝手に仕事を終わらせている」状態です。

つまり、単にパソコンやツールを入れるのが「IT化」で、それを使って「人がやらなくていい仕事の仕組みに変え、会社を圧倒的にラクにすること」が企業のDX化です。

10〜20名規模の企業が「うちもデジタル化して業務効率化しよう!」と思ったとき、必ずと言っていいほど次の「2つの壁」にぶつかります。

理由①:深刻な「IT人材不足」で採用ができない

現在、世の中全体でITやデジタルに強い人材の奪い合いが起きています。大企業のような高い給料や手厚い待遇を用意できない中小企業にとって、自社のために動いてくれるDX人材を採用することは極めて困難です。

仮に求人を出しても、応募が来ない、来ても希望年収が合わない、ようやく採用できたと思ったら半年で大手企業に引き抜かれてしまう──。こうした「採用できない・定着しない」の悪循環に陥っている企業は少なくありません。一人のIT人材を確保するために費やす採用コスト・時間・労力を考えると、そもそも「自社で抱える」という発想自体が、今の時代に合わなくなってきているとも言えます。

理由②:社内のリスキリング(教育)には時間もリスクもある

「採用が無理なら、今の事務スタッフにAIやITの勉強をしてもらおう」と考えるかもしれません。しかし、現場は日々のルーティンワーク(書類作成、請求書発行、電話対応など)で毎日バタバタしています。ただでさえ忙しいスタッフに「新しいシステムを覚えて」と頼めば、現場の負担が増えて不満が溜まり、最悪の場合は「担当者の退職」という一番避けたいリスクに繋がりかねません。

特に怖いのは、「DX担当」を任されたベテラン経理スタッフが、慣れない作業にストレスを抱えて辞めてしまうケースです。長年積み上げてきた業務知識ごと会社から消えてしまい、DXどころか日常業務すら回らなくなる。これは中小企業で実際によく起きている悲劇です。

「詳しい人がいない」「育てる時間もない」「下手に任せて辞められたら困る」――これが、多くの中小企業でDXが進まない本当の理由です。

「社内に人がいない、でも業務効率化はしたい」 この一見矛盾するような問題を一発で解決する答えが、「最初から最新のITやAIを使いこなしている外部のプロ(BPO:ビジネス・プロセス・アウトソーシング)に、業務を丸ごと任せる」という選択肢です。

自社で無理にDXを進めようとするのをやめて、プロに「丸投げ」することには、10〜20名規模の企業だからこそ大きなメリットがあります。

メリット①:採用コスト・教育時間が「ゼロ」

BPOを利用すれば、来月からすぐに「ITやAIを使いこなせるプロ」が自社のバックオフィス業務を担当してくれます。数百万円の採用費をかける必要も、何ヶ月もかけて社員を研修する時間も一切必要ありません。

たとえば、経理担当を正社員で1人雇うと、給与・社会保険料・採用費・教育費を含めて年間500万円以上のコストがかかるのが一般的です。それに対してBPOであれば、必要な業務量に応じた費用だけで済むため、「固定費」を「変動費」に切り替えられるという、経営面での大きなメリットも生まれます。

メリット②:面倒な「ノンコア業務」から解放され、売上に集中できる

請求書の処理や日々のデータ入力といった、売上に直結しない「ノンコア業務」をプロに引き取ってもらうことで、社内のリソースに余裕が生まれます。経営者や優秀な社員が、本来やるべき「クライアント対応」や「新規事業の立案」といったコア業務に100%集中できる環境が整います。

考えてみてください。月給30万円の社員が、領収書の入力や請求書の封入作業に1日2時間使っていたとしたら、それだけで月7〜8万円相当の人件費が”作業”に消えていることになります。その時間を営業や顧客フォローに回せたら、会社の売上はどれだけ伸びるでしょうか。「社員を本来の仕事に戻す」だけで、会社の業績は驚くほど変わります。

メリット③:会社が「勝手に」効率化されていく

プロのBPO業者は、業務を引き受ける際に「どうすればもっと早く、正確に処理できるか」を熟知しています。そのため、自社で頭を悩ませなくても、外注した段階で勝手に最新のITツールやAIを取り入れた「効率的な仕組み」へアップデートしてくれます。形を変えた、これこそが立派な「社内DX」です。

しかも、自社で「どのツールを選べばいいか」「どう設定すればいいか」と悩む必要もありません。プロは複数の企業を支援してきた経験から、業務ごとに”使うべき最適なツールと進め方”の答えをすでに持っています。自社でゼロから検討して失敗するより、はるかに早く・安く・確実に効率化が進むのです。

デメリットはある?「社内にノウハウが残らない」の誤解

「外注してしまったら、社内にデジタル化のノウハウが残らないのでは?」と心配される方もいます。

しかし、詳しい人が誰もいない状態で、手探りで間違ったITツールを導入する方が、時間もお金も無駄になってしまいます。よくあるのが、「とりあえず話題のAIツールを契約してみたけれど、誰も使い方がわからず3ヶ月で解約」というパターン。こうした失敗を繰り返している間に、ライバル企業はどんどん先に進んでしまいます。

まずはプロに業務を任せて「効率化された正しい状態」を社内に作ることが先決です。正解の形を一度見てしまえば、社員も「あ、こうやって仕事を回せばラクになるのか」と自然に学べます。机上の研修より、実際に動いている”成功事例”を社内に持つことのほうが、何倍も教育効果が高いのです。

仕事がスムーズに回る土台ができてから、少しずつその仕組みを社内に共有していく方が、結果として失敗なく、安全に会社のデジタル化を進めることができます。

まとめ:人材不足に悩む企業こそ「採用しないDX」を選ぼう

10〜20名規模の企業にとって、限られた「人」と「時間」をどこに投資するかは、会社の命運を分けます。

「DXやIT化を進めたいが、社内にできる人がいない」と悩んでいるなら、無理に社内で完結させようとする必要は全くありません。むしろ、自社のリソースが限られているからこそ、「自分たちでやらない」という決断こそが、最もスピーディーで合理的な経営判断になります。これからの時代の企業のDX化とは、難しいITツールと格闘することではなく、「プロの手を借りて、社内の無駄な業務と人材不足の悩みを一掃すること」から始まります。

まずは、毎月スタッフの手を止めている「あの面倒な事務作業」をプロに預けることから、検討してみてはいかがでしょうか。たった一つの業務を手放すだけで、社内の空気が驚くほど軽くなり、本来やるべき仕事に集中できる。その変化を体感したとき、あなたの会社の”本当のDX”が始まります。